承認欲求とバレンタイン
LATOのブログの続きだ。
写真はブラウニーではなくて、新旧iPhoneケースと娘のiFace。
ようわからんくなったからやり直す。私の人生いつもこんなだ。下手くそ。機器オンチ。ネットオンチ。昔の人間。
板チョコ3枚と卵3個、牛乳だけで作る予算250円のブラウニーは、簡単にできて軽い味でまあおいしかった。
板チョコ3個で作るブラウニーなんてしょぼいのではと案じ、期待していなかったが、卵白を泡立てるとボウルいっぱいになるのでボリュームが出る。
その泡立てた卵白、息子が私に隠れて味見したようでシンクに向かってオエッ、げぇーっとやっていた。「お砂糖入ってないから甘くないよ」「砂糖入れようよ」「そうだね」
娘登場。
「チョコレートが甘いのにお砂糖入れたらすごい甘くなっちゃうよ」
そうだった。助かった。こういうボケがうつ病特有の思考能力低下からくるものか、加齢のせいか、最近はもうよくわからん。
どっちでもいい。死に損なって今日も私は生きている。
焼きあがって1分後には各自の胃の中に入ってしまったので写真を撮りそこなった。
そして承認欲求を満たす方法について。
春の息吹とともに私に何らかの変化を及ぼした承認欲求の記事だが、心理学者アブラハム・ラズローは、人間の基本的な欲求を5段階に分け、承認欲求は下から4番目にくるとしているが、下級の欲求をクリアしないと上位の欲求は出てこないとしている。
食うに事欠く我が家では1番最下位の欲求さえクリアされてないというショボさ。しかし、2番目、3番め、4番目の欲求も同時にある。
マズローは承認の欲求には2つのレベルがあり、下いレベルの欲求では、他者からの承認や評価を得ることや、富や名声、権利を持つこと、注目を浴びるなどのいわゆる他者承認によって満たすことができ、高いレベルの承認欲求は自己肯定感・自己信頼感、スキルの向上、能力の獲得、自立性などのいわゆる自己承認で満たす事ができるとしている。
つまり、他者からの評価よりも自分自身への評価のほうが、承認欲求を満たすインパクトが大きい。
承認欲求は自分自身で満たせる。しかも人に評価されるより、より満たせる。
知ってましたか?
毎日心の中で自分自身にいいね!を100回でも100万回でもすきなだけ!あげればよいのだ。每日百万回のいいね!がもらえる人はそうそういない。だが、私はこれから毎日好きなだけイイね!が半永久的にもらえ続けるのだ。しかもくれるのは誰よりも私を知っている人から。
私は、他者からのイイね!は必要としないが、これから毎日、私ってすごい!と心の中で自分を褒めてあげよう。脳は騙されやすいから、自己評価が低い私も、私ってすごい!とそのうち思えるようになるはずだ。
昨今、嫌われ者、厄介者のように扱われることもある承認欲求だが、満たしてあげたほうがいいそうだ。
認められたい、尊敬されたいという承認欲求を満たしてあげることは、自分に自信がつき、社会の中での自分の有用性を感じ、世の中に貢献するための原動力になる。
承認欲求が妨害されると、劣等感、弱さ、無力感などの感情を引き起こすことになり、重症化すると神経症や心の病気を患う原因にもなる。
まーじーでー?
もっと早く知りたかった。いや、今後も知らずにいることを考えると今知れて良かった。
こういう記事を心療内科で、ご自由にお待ち下さいスタイルで置いておくと、目を通したくもない人はスルーできるし、鬱になった原因を振り返るたくなった人や、読み物が好きな人は欲しいときに欲しい情報が手に入っていいかもしれない。
承認欲求が増えた原因は時代背景の他にも、幼少期の家庭環境が影響している。
幼少期に今迄できなかったことができるようになったとき、「よくできたね」と周囲の大人が褒めてくれる。「すごいね~、歩けるようになったねー!」「ひとりでトイレでできてえらいね!」「自分の名前が書けるようになったの!じょうずだねー!」「すべり台の順番が守れるようになって、えらくなったね!」「お友達に優しくできてえらいね。」
承認欲求をモチベーション源としていくための土壌が作られる。
この時期に承認欲求を満たされてこなかった、つまり親や保育者からの承認を受けてこなかった人は、自分がやりたいことをやって承認欲求を満たす、というプログラムを持たない。そのような子供は褒めてもらいたい気持ちや、認めてもらいたい気持ちに鍵をかけてしまう。親の承認を受けて育たなかった子供は承認欲求をモチベーション源として行動
することが上手くできず、承認欲求をうまくコントロール出来ず、何でもかんでも認められようと思ってしまう承認欲求の強い大人になってしまう。
自分がやりたいことをやると承認欲求が満たされるのか。それだから皆、自分がやりたいことをやるのか。自分がやりたいことをやるのは普通なのか。
私は自分自身承認欲求が強いことは十分承知で、恥ずべきこととして、これを人に悟られないよう、注意して振る舞ってきた。故にSNSで、他者から承認され認められようとは思わない。たくさんのイイネを貰おうと躍起になることは自分を苦しめることだと思っている。友達はいないが、人と繋がりたいとも思わなかった。
社会から隔絶されている状況で、どうやって承認欲求を満たばよいのかわからなかった。
それが、自かがやりたいことをやると承認欲求が満たせるですって?
あまりに簡単で驚いた。衝撃的だった。
自分がやりたいことって何だろう。いつもやりたいことよりやるべき事を最優先にしすぎて、それさえ満足に出来ない今はやりたいことが何かもわからない。
スノーボードをやりたいが、一緒に行く人もいないし車もないし、体力的にも今は無理だろう。お金もかかる。
電子レンジを新調したので、今日のように安くできるお菓子など作ってみたい。お財布と相談しながらやろう。
外に出て何かしたいが、思いつかない。自転車も飽きた。
というわけで、昨日の夜は、明日起きたらやりたいことをやろう!と決め今朝にいたる。
承認欲求を満たすにはやりたいことをやる。私にとって目からウロコだ。
みなさん知っていましたか?
実行していますか?