LALTOの日記

うつ回復記です

これがいやだ---息子①

夕飯はエビチリだった

働き始めた時のことを考え
チンするだけの作り置きメニューとして
エビチリはどうかと
エビ、ネギ、にんにくと調味料を全部
いっしょに耐熱容器に入れて
チンしてみた

おいしいとはいえないが
仕事で疲れきって帰宅した時を考えると
なくもなかった



夕飯を食べ終えていない息子が
湯を沸かし勝手に夜食用のペヤング
作り、エビチリは箸もつけたかどうかの状態で
ペヤングのみ完食していた

手間ひまかけて作ってもらったご飯を
ろくに食べずに夜食用のお菓子やカップラーメンを
勝手に食べるのはいつもなら黙認される

こちらの言うことは聞かないし
言い返されると非常に気分が悪くなり
自分が死ぬか息子を殺すか考えてしまうので
気に入らないながらほおっておくのだ

しかし今日の私はいつもと違い気力がある
ここでチャレンジだ!と

母『ご飯食べてないのになんでペヤング食べてるの?』

息子『食ったし』

母『エビチリ食べてないじゃん』

息子『あー無理』

ほら、これだよ。
人にご飯作ってもらっておきながら
食べる努力もせず、作ってくれた人の
目の前で悪びれることもなくペヤング食って
あー無理?!

一生ペヤングだけ食ってろ!
親だから許されると思っているのだろうが
息子だろうが一生許さない
人が一生懸命作ったご飯を食べずに
ペヤングなんか食うやつは死ぬべきだ




殺気を感じたのか息子が口を開く

息子『なんかエビが生っぽくて無理』

母『あーそーいえば今日レンジでチンしたから。
フライパンで炒め直しなー

息子『辛くしたい』

母『豆板醤足しなー』

息子『これ?』

母『それはコチュジャン


結局豆板醤とコチュジャンを大量に入れて
自分好みの味に仕立て、エビチリは無事
彼の胃へ。


仲良し親子みたいになって幕を閉じた
チャレンジ成功した!


そこへ中華料理屋でバイトしている娘が帰宅

娘『やっぱお店のエビチリと見た目からし
全然違うねっ😆』


ほっとけ!

こうしてエビチリは作り置きメニュー候補から消滅した